日本児童文学学会 6月例会のご案内 ★PDFファイルでのご案内は、こちらです★
拝啓 初夏の候、皆様方におかれましては、ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、日本児童文学学会6月例会を下記の通り、オンラインで開催いたします。会員以外の方でも事前申し込みをしていただければ参加できます。ぜひ、ご参加ください。
・発表1=笠井香凜(早稲田大学大学院教育学研究科 博士後期課程1年)
「『童話』をデザインすること ― 川上四郎の童画戦略 ― 」
<発表要旨>
本発表では、児童向け雑誌『童話』(一九二〇・四—一九二六・六)に注目し、代表編集者である千葉省三が掲げた編集目標を踏まえながら、童画家川上四郎の表紙絵や挿絵を分析し、その特質を明らかにする。
・発表2=石川真奈実(高崎経済大学 非常勤講師)
「反転する「娘」と「母」の物語 ―― 円地文子の「少女小説」と中間小説をめぐって」
<発表要旨>
円地文子(1905~1986)の少女小説には、後年の中間小説と同一テーマの作品がある。その違いは、少女小説が娘の「物語」であり、円地の中間小説が母の「物語」である点に求められる。両者の比較から、少女小説における、母の「物語」の役割を検討する。
司会:山田昭子(専修大学 兼任講師)
<日 時> 2025年6月21日(土) 午後2時~4時
<参加費> 無料
<参加方法> Zoomを用いたオンライン開催
■参加申し込み方法 [申込締切:6月18日(水)]
下記URLからPeatixにアクセスして、6月18日(水)までに参加の申し込みをしてください。
参加費は無料です。
https://jsclevent2506.peatix.com/
お申し込み後にPeatixより「【Peatix】日本児童文学学会 2025年6月例会(東京) のチケットお申し込み詳細」という件名のメールが届きます。そのメールにある「イベント視聴ページに移動」というボタンをクリックすると、ZoomのURLが表示されます。
6月21日(土)午後1時45分から入室できます。
お申し込み時と同じお名前で入室をお願いします。お名前が一致した方の入室を許可いたします。
なお、発表資料の閲覧方法については、6月19日(木)以降、参加申し込みをした方にメールでお知らせする予定です。
ご不明の点は、日本児童文学学会例会担当(jscl.tokyo@gmail.com)までお問い合わせください。